言葉にするって、難しい。

昨夜も、彼とささやかな口論。
いや、口論にもならないか。

彼は言葉が少ない。
わたしは、言葉で彼を責める。
でも、その言葉は責める言葉であって
ちゃんと思いを伝えるための言葉じゃないから
彼につっこまれる。

彼の言葉もまた
わたしを責める言葉。
そこに、彼の思いは少ししか入ってない。
彼は、自分の思いを表現しようとしない。

結局、お互いに何も伝えられない、言葉では。

ただ、深いところでは
感じている。
彼の想い、私の想い。

もどかしい二人。